2026-10-22
不動産の買取価格が安く見える理由|仲介との違いと、損をしないための確かめ方

「買取の金額が、仲介の査定額より、ずいぶん低い」——買取を検討した方から、よくいただくお声です。
買取は、価格が低めになりやすい売り方です。ただし、金額だけを比べると、判断をまちがえることがあります。この記事では、安く見える理由と、確かめ方をまとめます。
買取価格が、低くなりやすい理由
買取は、不動産会社が買って、あとで売ります。その費用とリスクが、価格に入ります。
仲介は、不動産会社が、買主様を探す売り方です。買取は、不動産会社が、自分で買い取る売り方です。
ここからは、一般的な説明です。買い取った会社は、あとで、その不動産を売ります。そのため、買取価格には、次のような費用とリスクが、見込まれます。
- リフォームや解体の費用:買い取ったあとに、手を入れてから売ることがあります。
- 売れるまでの期間の費用:売れるまで、固定資産税や管理の手間がかかります。
- 売れ残るリスク:思ったように売れない場合も、会社が負担します。
- 会社の利益:事業として行うため、利益も必要です。
当社の「不動産買取」のページでも、「買い取ったあとに、再販売やリフォームを行うため、その費用とリスクを見込む必要があり、一般に、仲介で売る価格より低めになる傾向があります」とご案内しています。
買取には、金額に表れない良い点があります
差額だけでなく、残るものと、なくなる負担も見ましょう。
一般的に、買取には、次のような点があります。
- 仲介手数料がかからないのが一般的です。 仲介手数料は、売買の「代理又は媒介」に対して支払うものです(宅地建物取引業法第46条)。会社が直接買い取る場合は、媒介がないため、かからないのが一般的です。契約の形によって異なるので、事前に確認しましょう。
- 早く現金になります。 買主様を探す期間が、不要です。
- 内覧や広告の手間がありません。 ご近所に知られにくい点も、特徴です。
- 契約不適合責任が免責になるのが一般的です。 買主が会社になるため、売ったあとの責任を、売主様が負わない特約をつけるのが一般的です。
「査定額との差」と、「仲介手数料」「売れるまでの期間」「売却後の責任」を、並べて考えると、見え方が変わります。
「契約不適合責任」とは
売った物件に、契約と違う点があったときの、売主の責任です。
民法には、次の決まりがあります。
- 追完請求(第562条):引き渡された物件が、契約の内容に合わないときは、買主は、売主に、修理などを求められます。
- 1年以内の通知(第566条):買主が、その不適合を知った時から1年以内に売主へ知らせないと、修理や代金の減額などを求められなくなります。ただし、売主が引渡しのときに知っていた場合などは、この限りではありません。
- 特約をしても、免れないもの(第572条):責任を負わない特約をしても、知りながら告げなかった事実は、責任を免れられません。
買取で、この責任を負わない特約をする場合でも、ご存じの不具合は、正直にお伝えください。 雨漏り、シロアリ、境界のもめごとなど、知っていることは、先に話しておくのが安心です。
「安い」を確かめる方法
買取価格が妥当かは、次の順で確かめられます。
1. 仲介の査定価格も、あわせて出してもらいます。 同じ物件で、両方を比べます。 2. 買取価格の考え方を、聞きます。 どんな費用を見込んで、この金額なのか、説明してもらいます。 3. 差額と、手間・期間を比べます。 仲介手数料、売れるまでの期間、売却後の責任、内覧の手間を、並べます。 4. 複数の会社に聞きます。 会社によって、得意な物件や、再販売の方法が違います。
仲介でいくらで売れそうか、買取ならいくらか。両方を知ってから決めても、遅くありません。
買取が向いている方、仲介が向いている方
- 買取が向いている方:お急ぎの方、内覧の対応をしたくない方、周囲に知られずに売りたい方、建物が古く、仲介での売却が難しいと感じている方
- 仲介が向いている方:時間をかけても、できるだけ高く売りたい方
「早さ」を重視するなら買取、「価格」を重視するなら仲介が、一般的な考え方です。
まとめ
- 買取は、会社が買って、あとで売るため、その費用とリスクが、価格に入ります。
- 仲介手数料がかからないなど、金額に表れない良い点があります。
- 契約不適合責任を負わない特約でも、知りながら告げなかった事実は、免れられません。
- 仲介の査定価格と、買取価格を、並べて比べるのが、確かな方法です。
沼津市・三島市エリアでの買取・売却のご相談は
不動産王国株式会社では、沼津市・三島市・清水町・長泉町を中心とした静岡県東部エリアで、不動産の買取・仲介の、どちらにも対応しております。「買取と仲介、どちらが良いか分からない」という段階でも構いません。ご相談は無料で、秘密厳守です。
買取の流れや、よくある質問は、当社の「不動産買取」のページに、まとめています。
査定をご希望の方は、当社の「売却無料査定」のページからお申し込みください。
お電話:0120-370-089(フリーダイヤル)
不動産の売却をお考えの方へ
まずは、いくらで売れそうかを知ることから。無料でお調べします。相談無料・秘密厳守です。
相談無料・秘密厳守・無理な営業はいたしません
